目的
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こころの探求と学習の場
- オンライン自助会/家族会の主な目的は、**「こころの探求と学習の場」**を提供することです。自身の体験談を語るだけでなく、他者の体験談を聞くことで学びを得ることを目指します。
- 副次的な目的として、ケアやつながり、生きがいを感じられる場所でもあります。ボランティアとして他者を助けることで自分も助けられるという側面があります。

限界
- 参加条件
- **『 利用規約 』および『 プライバシーポリシー 』に同意していただくこと**
- 病状が安定していること
- 重度の病状の方は、オンラインではなく、リアルな会や専門的な医療機関での支援を受けることを推奨します。
- 運営の口頭注意で是正できること
- 運営からの連絡や注意に応じて、適切な行動ができることが求められます。その際に運営と過度なディスカッションになってしまう方、口頭注意に改善が見られない方は休会や退会を勧めることがあります。
- 「ごっこ遊び」のルールが守れることも求められます。「ごっこ遊び」ができるというのは、この集まりはリアルな場所ではなく、病気を持つ人たちが集まっている場になりますので、そのことを理解し、相手の気持ちを察して、本気で怒らないで活動できるということです。この場をあくまでごっこ遊びとして楽しめる人でないと、続けるのは難しいかもしれません。
- 他者の病気を理解し受容することができること
- 棲み分けの必要性
- 病状の重い方には、オンライン自助会よりもリアルな会や専門医療機関での支援が適切
- 医療や福祉には限界があるため、オンライン自助会と医療機関等との棲み分けが必要です。私たちも運営を通じて、この限界を認識しつつコミュニティを運営するよう努めています。
運営の役割
トラブルについて
- トラブルが全く起きないということはありません
- オンライン自助会/家族会では、トラブルが発生する可能性があります。病気の症状が原因で意図せずトラブルが生じる場合がありますので、問題が発生した際は問い合わせフォームで運営に報告してください。
- 自助会には様々な患者さんが集まっています。意地悪とかではなく、病気の症状で問題のある行動をとってしまう人もいます。例えば、統合失調症や双極症、パーソナリティ症、神経発達症などの病気が原因かもしれません。その場合は以下のように対応します。
- 例1: 統合失調症や双極症の急性期にある方は、自助会の活動が刺激的すぎる可能性があるため、休会を勧めます。
- 例2: パーソナリティ症の方が感情をコントロールできず不適切な行動を取る場合、症状が落ち着いてから再参加を勧めます。
- 例3: 神経発達症の方がコミュニケーションに困難を感じる場合、他者の視点を理解するためのインプットが必要です。改善が認められない場合は、休会を勧めることがあります。
「死にたい」等の投稿がNGな理由と対応方法
- ウェルテル効果を避けるため、別の言葉に置き換える
- ウェルテル効果:自殺をほのめかす発言や報道が、他の人の状態を悪化させる可能性があります。
- 「死にたい」という投稿は、本人は一時的にすっきりしても、それを閲覧した他の利用者の方の精神症状が悪化してしまう可能性があります。そのため、そのような発言はお控えください。
- 他の利用者が安心してサービスを利用できるよう、運営は規約を設けています。病状が重い方については、自助会の利用を控えていただく場合がございます。そして主治医や専門的な医療機関での支援を受けることを推奨しています。
- 困ったときは、ChatGPTなどのAIアプリを使って頭の整理をするのも効果的です。人に相談する前にAIに相談することで、自分の気持ちが整理しやすくなります。
- 辛い気持ちの吐き出しはOKですが、「死にたい」等の投稿は、下記の画像を参考にして別の言葉で表現しましょう。

関連動画
https://youtu.be/q5VqnZhq6o8?si=mU-cCSaCdZ9cCY1c
https://youtu.be/bQDjzbKxnLM?si=FzCMpRVY7_52DnlF
https://youtu.be/DwEVCo-CRvk?si=mtP4tqMB9icxljdz